日曜の夜に日テレ系列で放送されていたドラマ「愛してたって、秘密はある。」を全話録画していたんだけれども、それをいま現在一気に見ている最中で、思いの外謎が深くて、話の核となる部分(真犯人とか)が全く分からなくてなかなか面白い―、と職場の後輩に話したら、瞬殺で「あれって、○○らしいですね。ネットが荒れてたらしいっすよ。私は見てないから知らんけど」と、ぬかした―、もとい、ぬかしやがった。
えーっと。

「地獄少女」閻魔あい
えーっと。

「地獄少女」閻魔あい
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ネオンカラーに満たされた路地沿いにある古ぼけたビルの湿った細い階段 くの字に昇ったその先の楽園へ今宵も躰を放り投げる 入り口には肌の色と同化した刺青が袖から顔を覗かせるセキュリティマン 白眼だけが生きている 四角い箱の奥から流れ入る胃袋を突き上げる音楽と コンクリートの壁に映し出された揺れる影があまりにも幻妖で 嬉しくなった私は バーテンがほくそ笑みながら差し出すコロナビールのボトルの首根っこを鷲掴みに奪い取り 酒と煙草が頃合よく配合された充満する香りを肺臓いっぱいに吸い込んで 笑った 素敵にサイケデリック トリップの宴 「女を釣ってこい」と命令する顔面崩壊の主と 報酬の白い粉欲しさにヨダレを流して命令に従うドブネズミ野郎が一匹 嗚呼、なんて美しき主従関係 近づいてきたネズミが臭い息を吐きながら「君にもあげるから」と耳元で囁く 心の中で唾を吐きかけトイレに逃げ込む私 隣の個室からは肉体同志がぶつかる高周波な音と雌豚の喘ぎ声が耳を酔わす 愛すべき安住の地 トリップの宴 |

まさかだと思うけれど、愛されているとでも? だとしたら、なんて愚かな男 可哀想ね あたしはね、あなたの肉棒と濡れた舌が好きなだけ 跨って喘いでいる最中も あなたの髄に流れる変わらない利己主義を見下して 学習力のない人ね、と、 心から馬鹿にしているのよ 股を開いて 腰を振って いかせてあげているのは 誰だと思っているのよ あたしほどの女の中に入れさせてもらっているだけ ありがたく思いなさい あたしを支配していると思ってるんだったら どうぞご勝手に あたしはあなたのその単細胞な思いを 賢く利用させてもらうだけだから それが事実 それだけがね ほんと、ふざけるな |

親切は驚くほど体にいい 親切をすることによって 脳内ホルモン「オキシトシン」が分泌されます オキシトシンは別名「幸せホルモン」と呼ばれ 自分自身が幸せを感じることができます(中略) 人に親切にすることで 自分の体調も良くなるのです(以下、省略) 「薬事日報:メディカル版(第11721号)より部分抜粋」 |
なぜ偽善者がうまれるのか 下垂体後葉から分泌される神経伝達物質の麻薬的作用により 奴等の脳内では自己愛というマスターベーションが行われていたんだと 朝一番に職場で読んだ専門紙に掲載されていた情報が教えてくれた 科学に感謝 偽善者に幸あれ |

「仕事と私とどっちが大事なの?」 女がときに吐くこの問いかけに対して こう答える男の多いことと言ったらない 「愚問にもほどがある」 「同じ土俵に上げられるはずもない」 「そんなことを聞いて何になる」 確かにそのとおり 何も間違ってなんかいない でもちょっと一言よろしいかしら? 仕事という援護射撃に頼り過ぎ 昭和の時代はとうに終わったの 今の時世、女も外でサラリーをもらっている 社会に出て男と同等に働いている 仕事しているのは男だけじゃない 女だって一緒 何かにつけて仕事に守ってもらって 多忙アピールを言い訳に逃げるから だから、愚問だと判っていても 同じ土俵に上げて 聞いてもどうにもならない話をするわけ 【補足】勿論、そんな問いは私はしない 保身的な意味で聞かない 聞けない |