不埒なディンクス女の吐き出すくだらない言葉(パソコン閲覧限定)

罵詈雑言-本能ノ趣クママニ

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 前の日のアルコールが幾分残る頭を揺り起こして、バッグから携帯を取り出しました。

 3日前、捨て鉢になって送った1通のメッセージに対して直後に連続して届いた5通のメッセージは未だ開封できないまま、赤丸に白抜きで⑤と入ったまま、怖くて読めなくて時間は止まったままです。ただ一つだけ確認できるのは5通目のメッセージが「おやみす」だってこと、それだけです。その状態のまま3日が経過しました。

「赤丸に白抜きで⑤」

 薄暗い部屋で手にした携帯から放たれる光が眼を刺激して嘔気を誘うけれど指は動かず、ただ鼓膜の脇を流れる血管がトクントクンと自分の鼓動を押しつけがましく知らせて来て、一度携帯から眼を反らしてどこからか決意らしきものが降ってはこないかと探してみるもそんなものあるはずもなく、再び画面に視線を戻しても映るものは赤丸に白抜きで⑤であって、何もしなければ何も終わらないし何も始まらないとわかっていて、それでもやっぱり怖くて、今更ながら「なんであんなこと言ったんだろう」と醜い後悔なぞしてみて、でもそんなことを思うことに意味も意義も皆無なわけで、唯一確認できる5通目のメッセージ「おやすみ」の文字を何度も読み返して、結局自分が何をしたかったのか、どうして欲しかったのか上手く説明できないことを知って、いや、本当は解っていて、必要とされていないような気がして悲しくて、ただただ確信したかっただけなんだとそう認めて、そして何度も見返した「おやすみ」の文字に否定的な意味はないように次第に感じ始めたので、ゆっくりゆっくりゆっくり、そっと画面に触れてみました。そこには、



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  1. 随筆
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螺旋階段をくるくるり

深々とこうべを垂れて
お金のために作った笑顔で手を振り
エレベータのドアが閉まりかけた時に走ったの

くるくるり
カンカンカン

お店の服は背の低い私には少し丈が長過ぎて
シルク調素材のマーメイドラインなタイトドレスは
色っぽいけれど裾がとても邪魔で
ママが買ってくれた12cmヒールのエナメルパンプスは
まだ全然履き慣れていなくて
自分の足に染まってなくて
ドレスの裾を片手でたくし上げて
手すりに体を預けて
ビルの外にある階段を駆け降りたの

くるくるり
カンカンカン

雨で錆びた踏板が
ぎこちなく不均一なリズムで鳴り響く

くるくるり
カンカンカン
トントントン

本当に驚いたわ

あの場で一番年下だったあなたは
上司や同僚を箱に詰め込み
閉まる瞬間に自分だけ飛び降りたのよね

腕を捉まれ
「必ず」
そう耳元で囁きながら渡された名刺は
今も持ってるわ

今度この話をしましょうね
あの街のあの店で

  1. 随筆
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今の季節
須磨から垂水へ続く国道二号線の沿道に
たくさんの向日葵が並んで咲いている

距離にして約1キロメートルの細長い花畑
目で夏を感じられる毎年の光景

車を止めて写真を数枚収める

排気ガスと熱風が呼吸を浅くするのが面白くて
私は心の中で叫んだ

「逃げるな、夏!」
「またまだ、これから!」

  1. 随筆
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私のような生き物が口にするのは本当におこがましいことですが、
自分さえ幸せだったらいいと思っているようなゲスな女ですが、今凄く感じてます。

皆様、本当に本当にありがとうございます。

どうして、こんなに優しくなれるんですか?
深読みかもだけど、泣けて来ます。

ごめんなさい、今酔っ払ってます。泥酔です。
酩酊の力を借りて言うことを許して下さい。

こんな薄っぺらい陳腐なところに足を運んで下さる皆様に本当に感謝しております。
ありがとうございます。本当です。本当にありがとうございます。

泣けてきまます。
ありがとうございます。
しんどいです。
壊れそうです。

ごめんなさい。

  1. 随筆
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本日は少しばかり語ります。
元来、語るのは嫌いではないのですが文字に起こすのが苦手なので、言わんとすることが伝わらないであろうことを前提にお聞きいただければと思います。
尚、背景画像が邪魔して読みにくいと思いますがご了承下さい。

江國香織著「きらきらひかる」、ご存知の方もおそらく沢山いらっしゃるでしょう。

私がこの作品を読んだのは、私が結婚する前後あたりのことなのでもう随分前のことになるのですが、以降、当時から長い時間を経た今も尚、こんなにも強烈な感性を持ってして表現し得た言葉には出会えていないと言い切れるセンテンスがあります。

「水を抱く」

本編においてこの言葉が用いられた具体的背景はあえてここでは申し上げませんが、読んだ当初はストーリー有りきでのみ、このセンテンスを咀嚼し、ただただその表現力に感服しておりました。
ありきたりで陳腐な言い方ですが「無上の切なさ」だと。
両の腕で包み込もうとも、逃げるわけでもなく消えるわけでもなく、かと言って所有したという確固たる満足もなく、なんという消化不良な思い。

そして時間(経験)を重ねるごとに、いつの日かこのセンテンスが本から飛び出し、ときに私自身に覆い被さり、認めたくないがばかりに払拭すればするほど胸を抉られるような思いに駆られることに出遭うようになりました。

プライド、比較、競争、圧迫 etc

他人に触れ、話し、物を読み、考え、それで人は「理性」を身につけていくのでしょうが、幸か不幸かそれに伴って上記に示す副産物らが、生き物としてこの世に堕ちてきた以上所持を許されている「本能」の上にのしかかり、選択に迫られるたびに本当の自分と偽りの自分とを天秤にかけ、俗にいう「常識(世論の平均値)」を基準にそのときの自分のあるべき姿を選ぶ、そして残るは消化不良な思い―――。

私の頭の中の状況をかなり端折って綴っていますので、何が言いたいのか全く伝わっていないでしょう。
もう少しお付き合い下さい。

濁りのない目で世界を見ていた頃は、きっと誰しも「水を抱く」思いなどしなかっただろうと、一方で無垢であるが故、残酷なことも自覚のないところで沢山してきて人を傷つけていたんだろうなと思うのですが、この年にもなって恥ずかしいことではありますが、したいこととすべきことのジレンマに駆られると私は、何故かこの「水を抱く」というセンテンスを思い出してしまいます。

そしてこれからも、ときにこの「水を抱く」感覚に苛まれながら、昼を夜を日々を重ねるのかと想像すると、立っている足元に突如灰色の沼が現れてストンと落下するような、そんな奇妙な感覚を覚えます。

―――とまあ、長々と失礼致しました。
それにしても、長文ってホント、読む気失せますよね ^^;


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幸福を探すことである

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●日記は「本館」で綴っています。基本、非常に駄文です。(最終更新:2016/12/21

●コメントを下さった方へは現在「私信③(一行レス)」でお返事させて頂いてますが、根っからの無精者なのでめちゃくちゃ遅いです。(最終更新:2017/02/17

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